平成29（2017）年8月1日に設立100周年を迎えた京都微生物研究所。大正、昭和、平成と3つの時代を通じて検査領域を拡大し、数々の温かいご支援とともに成長を続けて参りました。その設立は、大正6（1917）年8月1日、「微生物及び薬学に関する知識及び技術の進歩発展を図ること」を目的に、京都 岡崎の地に京都府立医科大学、京都大学、京都府医師会会員有志によるものでした。
設立から一世紀を経た現在、グローバル化や急速な少子高齢化の進行、テクノロジーの発展、ライフスタイルの多様化によって社会は大きく変化しています。
そのような変化の中、人々の健康を守るため当研究所では、予防医学の「健康増進／早期発見・早期治療／再発防止」に基づき、さらに健康診断に注力して参ります。そして長い歴史の中で培ってきた、臨床分野をはじめとする、環境衛生、食品分析、公衆衛生等あらゆる検査領域における豊富な知識と経験、技術を用いて、人々が当たり前の毎日を過ごされるよう、社会へと貢献いたします。
京都微生物研究所は、人々への想いを大切に、様々な検査を通じて人と地球の健やかな未来の実現をめざし、令和から始まる新たな時代に歩みを進めて参ります。
今後とも変わらぬご支援、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
2020年４月
一般社団法人 京都微生物研究所
理事長大藪 正樹
